『キネマ旬報セレクション高畑勲「太陽の王子ホルスの大冒険」から「かぐや姫の物語」まで』キネ旬ムックキネマ旬報社

買ったのはここ。
本日着手して、勢いで読了。映画秘宝のムックと比べて、活字の大きさが普通なので、普通に読めた。
「かぐや姫の物語」についてのインタビューとか、過去の対談とか、過去の作品についてキネ旬に載った文章とか。
高畑勲という人が、作品をどう作ってきたかということをあらためて振り返る。読んだことがなかったり覚えてなかったりで、まる一冊新鮮に楽しく読んだ。

その中で、WOWOWの『高畑勲、「かぐや姫の物語」をつくるジブリ第7スタジオ、933日の伝説』というノンフィクション番組をについての記事があって、年末に放送されたとき、前編は見たけど後編を見そこねたのであった。
読みながら、WOWOWオンデマンドで見られないかと検索したが見当たらず、あきらめかけていたら、普通に今夜WOWOWで再放送をやることになっていた。実に絶妙なタイミングで読んだもんだわ。
というわけで、全豪オープンテニスと調整しながら、その前に放送された映画「ホーホケキョとなりの山田くん」の途中までと、『高畑勲、「かぐや姫の物語」をつくる』後編を見た。
さらにこのムックを読みながら、「ホーホケキョとなりの山田くん」のDVDで続きを見たりして。
高畑勲作品は、とことん考え抜いて作られているのだなぁというのをあらためて感じるのであった。
でもプロデューサーにとっては悪魔だよね。