a_sue’s diary

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『サイボーグ・ブルース』 平井和正 ルナテック

買ったのはここ
放置してあったのをあらためて読んだ。
「サイボーグ・ブルース」は、角川文庫で平井和正の作品がまとめて刊行されたときに買って読んだ。多分親の家に今も置いてあるはず。

1974年だから当時高校生か。

元警官のサイボーグ特捜官が、腐敗した警察に見切りをつけて組織を離れる。シンジケートの殺し屋サイボーグなどとの戦いをへて、新たな存在に変わっていく。とか、僕はまとめるのが下手だな。
平井和正自身がエイトマンへの鎮魂歌だと語っているとおり、肉体を失って血の通わない身体に押し込められた苦悩や哀しみに満ちている。
久しぶりに読む昔の平井和正は、昔のままだった。
当然か。

サイボーグ・ブルース

サイボーグ・ブルース