a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『夕やけ番長 1 グループ・ゼロ [Kindle版]』 作画・荘司としお 原作・梶原一騎 グループ・ゼロ

Amazonをチェックしてたら4巻が100円。

夕やけ番長 4

夕やけ番長 4

これは、と思ってチェックしたら1〜3が0円だった。
夕やけ番長 1

夕やけ番長 1

夕やけ番長 2

夕やけ番長 2

夕やけ番長 3

夕やけ番長 3

とりあえず0円の分をダウンロード。

さて、「夕やけ番長」は僕が小学生の頃『冒険王』で連載開始し、途中で『少年チャンピオン』にも載りながら、三島由紀夫が自決した頃まで続いた作品。なぜここで三島が出てくるかというと、最終回付近でその話が出てくるから。
Wikipediaによると、1967年から1971年だそうだ。
夕やけ番長 - Wikipedia

巨人の星」以来梶原一騎にはまってたので、これも大好きで読んでいた。当時、月刊誌は毎月貸本で読み、単行本になると(メジャー誌の作品といえど、確実に単行本になる時代ではなかったが、これは順調に単行本が出た)それも貸本で借りて読んだ。
『冒険王』は、1968年3月号で休刊した『少年』のあと、毎月買って貰うようになったので、1968年4月号から連載終了までは買ってるという事になる。1967年の連載開始時小学4年生か。連載終了の1971年は中学生になってるのでもう買って貰ってないな。

まあ、そういう思い入れのある作品だけど、当時貸本屋の単行本で読んだのが最後で、以来読んでないから45年ぶりぐらいで読んだ計算かな。
いやあ、さすがにちょっとつらかった。セリフが中学生とは思えない梶原節全開で。こんなセリフで育ったから、富野セリフですら自然に思えたのだな。
人格形成期に読んで大きな影響を受けたので、忘れられない作品であることは間違いない。

ところでこのKindle版だが、画質は劣悪。黒線の周囲の白一色のところにモアレが見えたりする。
さらに、iPadのKinldeアプリで開くと勝手に縦モードになり、横にしてると横倒しになってしまう。見開きで読めない。
Kindleアプリに悪さしてるらしく、これを閉じてもKindleアプリは縦横が固定になっていて、まともに読めない。
これを閉じた状態でいったんKindleアプリを終了させ、あらためて起動すると正常になる。
マンガは見開きで読みたいので、Kindle for PCで開いてみたら、こちらはちゃんと見開きで開けた。しかし、底本のページ表示がノドにくる、明らかに左右が狂った状態。途中に何カ所か見開きのコマがあるのだが、これが泣き別れでわけわからない状態になる。
奥付もないし、雑な仕事だ。
雑なくせにKindleアプリを勝手に支配するところはかなり悪質。
とりあえずAmazonには報告してあります。