『ルパン三世 : 1 (アクションコミックス) Kindle版』 モンキー・パンチ 双葉社

アニメが始まる前の番宣スポットを見てたのに、放送開始の日に裏番組の「美人はいかが?」を見てしまって本放送では第2話から見た。
原作が『漫画アクション』掲載なのはクレジットを見て知ってたが、当時は単行本になってなかったのかな?見つけることができなくて読んでない。
このkindle版の底本である双葉文庫が出たのが1994年らしいが、その頃には原作を読みたいという気持ちが薄れてて、モンキー・パンチ先生が亡くなった今頃になって初めて読んだ。

最初の方で印刷が潰れてるページが多いのは、雑誌から復刻したってことなのかな。
よく見えないコマもあるんだけど、割と飛躍がある昔風のコマ運び。
アニメの「脱獄のチャンスは一度」と「魔術師と呼ばれた男」の原作が割とそのままな感じ。特に第7話「魔術師」では小型機から走ってる車の屋根に飛び移るシーンもしっかり映画風に描かれてる。
初出情報が載ってないが、最後の解説まで読むと最初の連載がが1969年~1971年らしい。
僕がその頃読んでたのはそれこそ「巨人の星」「夕やけ番長」「ハレンチ学園」などなど。「ワイルド7」を読み始めたのはもうちょっと後だったな。
解説が書かれたのが1994年で連載開始から約25年で、当時の気分とルパン三世が描いていたものについていろいろ分析してある。
そこから現在までが25年。今読んでも古くさい感じはしなくて、このタイプの作品は初めて読むなぁと言うのが正直な感想。
モンキー・パンチ先生のすぐあとに亡くなった小池一夫先生原作の「木曜日のリカ」を当時の読者がどんな気持ちで読んでたか、過去に何度か書いてるけど、こういう気分ばかりはその時に体験してないと後から頭で理解しようとしてもなかなか難しい。
気分までは理解できないけど、類似品がない作品だったんだろうなぁというのは感じることが出来た。

全部買ってるからぼちぼち読みます。