a_sue’s diary

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『百億の昼と千億の夜 完全版 Kindle版』 萩尾望都 原作光瀬龍 河出書房新社

初出 週刊少年チャンピオン 1977年34(8/15)号~1978年2(1/2)号
完全版が出るということで買う気満々だったのだけど、気がつけば kindle版が同日発売予定。
で、予約したので発売日に配信されて、チラッと見たのだけど、三連休からいろいろ忙しくて、またこれが読んでも読んでも終わらない。
ちょうど今日の昼間書店で紙をチェックしたら、分厚い本がどんと積んであって、なるほどこれは読んでも読んでも終わらないわと納得。
先ほどやっと読了。約500ページですか。
連載をリアルタイムで追いかけて、単行本までは買ったが親の家に置きっぱなしで、その後の文庫版や上製本、作品集第II期は買ってないので読むのは40年ぶりぐらいだったのかな。
阿修羅王の印象的な表情は覚えていたが、それ以外はあまり覚えてなかった。
オリオナエの名は、聞いたら思いだしたがどういう人物かはこれも覚えてなかった。
という状態で、新鮮に楽しみましたよ。

巻頭にはカラーイラスト多数。
巻末には光瀬龍萩尾望都のエッセイに、萩尾望都に聞くSF100の質問、「百億の昼と千億の夜」関連年表。
完全版を謳うだけあって、見開きを連載時に合わせたりとか、大変満足。