『月刊鉄道模型趣味(TMS) 2017 12 No.911』機芸出版社

表紙を飾っているのは 1/87・9mmの赤田村営鉄道偉人池駅周辺というレイアウト。
過去に「赤田谷戸駅周辺」(TMS 784)、「大六天駅周辺」、「森林線」に続くレイアウトらしい。

一部の建物や設備は、過去のレイアウトから移築しています。

という記述があるので、過去のは残ってないのかな？ってか、今回のものは単独で完結してる作りなので過去のと組み合わせることは考えてないのか。
線路回りの雰囲気とかすごくいい感じ。駅舎とかも。
作者の方は70歳？赤田村営鉄道はこれで一区切りだそうで。
「歴史的街並み・レトロ市電・温泉街」と題する600×280mmのNゲージレイアウトは、2014 1 No.860に掲載された「ハノーバー市電が走るB4サイズのミニレイアウト」の作者の方。寸法的にはかなり小さいと思うんだけど、記事からはあまりそれを感じない。
1/80・13mmのC57 4次型北海道仕様はキャブの中のディテールがなんかものすごい。最後に載ってるパーツ一覧が圧巻で、キット6万円にパーツが山ほどリストアップされてて総額22万超。工数を費用に換算したら一体いくらになるのやら。
フォト・リポートで第13回軽便鉄道模型祭が載ってるが、もう記憶が。
ニュールンベルクメッセ2017リポートはいきなりシーナリィ付レイアウトの写真がたっぷり。6.5mmのHOfとか3mmのNfとか、初めて聞くようなゲージの製品があるようだ。
模型のためのエッセンス 45は、C55とデフの関係ということで、僕が漠然と「門鉄デフ」と認識してるタイプのデフを、「小工式デフ」と書いてあるんだけど、そのバリエーションがいろいろあって奥が深い。
12月号なので巻末には恒例の年間索引が付いている。また1年が終ってしまった。