ライムスター宇多丸さんが、『デス・ウィッシュ』からの流れでオススメしてた作品。
その時点でAmazon ビデオをチェックしたら有料だったのだけど、少し前にふと見るとプライム対象になっていた。
何を見てもつまらない三連休最後の夜に、これをテレビに流したらかみさんもしっかり見てた。
チャールズ・ブロンソンの『狼よさらば』の続編の映画化、ってことらしい。
家族を殺されて復讐する、という部分が基本コンセプトで、復讐の連鎖が何も生み出さないというむなしさを描く。って、ネタバレか?
オートがホールドオープンしてるときに引き金を引いても何も起こらないのに空打ちの音がするのが興ざめ。というか、そういう映画じゃないんだろうな。ショットガンで開く穴が丸すぎるし。
昔、『バニシング・イン・60』というカーアクション映画と同時上映で見た『ウォーキング・トール』という映画があって、あとで思い返すとこの系列の作品になるんだけど、実話ベースな分重たいんだけど、高校生の頃見てラストでボロ泣きしたんだけど、って、だけどが多すぎるが。
それに比べて今回別に泣けなかった。自分自身が息子二人の父親なのにね。
今でも見るだけでボロ泣きする作品は沢山あるのに、このパターンは泣けなかったわ。
泣ける映画がいいってわけじゃないし、復讐の連鎖のむなしさはしっかり伝わって、どこが線引きかというと、自分以外の家族全部殺されたら復讐するだろうけど、一人ころされてあとに守るべき家族がいる場合はそっちに行かないだろうな。この映画の場合どうだったのかって言っちゃうとネタバレか。
ともあれ、最後まで画面から目を離せなかったという意味で、面白い映画だった。
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