a_sue’s diary

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『A-A’ (小学館文庫) Kindle版』 萩尾望都 小学館

初出

A-A' 「プリンセス」1981年8月号
4/4 カトルカース 「プチフラワー」1983年11月号
X+Y 〈前編〉 「プチフラワー」1984年7月号
X+Y 〈後編〉 「プチフラワー」1984年8月号
ー一角獣ー ユニコーンの夢 1974年4月
6月の声 1972年4月
きみは美しい瞳 「ASUKA」1985年8月号

今年もまた6月の最後の朝が来て、今年は休日なので「六月の声」を久しぶりに読みたいと思ったが多分紙はどこかに埋めている。
手持ちの萩尾望都短編系kindleには入ってなかった。
a-sue.hatenablog.com

kindleで手に入るのはなにかと検索したらこちらに情報があった。
萩尾望都 6月の声:萩尾望都作品目録
『A-A'』の小学館文庫版がkindle化されているのでゲット。
初出情報(古い作品が執筆時期になってて掲載誌情報がないが)が作品ごとに最終ページにあるし、紙版の奥付も入っててなかなか良いです。

A?A’ (小学館文庫)

A?A’ (小学館文庫)

作品目録にリストアップされているうち、下記は持ってるのでコンプリートか?

a-sue.hatenablog.com

「六月の声」は萩尾望都SF原画展で原画を見てる。
a-sue.hatenablog.com
初めて読んだのがフラワーコミックス『ポーの一族 3』1974年8月発行なので、45年前か。
上記リンクの「萩尾望都作品目録」のコメントは女性目線なので、男性読者の気持ちは全く入ってない。
子供の頃の、美しい年上の従姉への憧れとほのかな恋心と別れ。
そりゃもうどっぷり浸りますよ。

他の作品は一角獣種のアンソロジーみたいな紹介を見かけたけど、「A-A'」を雑誌掲載時に読んでるだけで他の作品は読んでなかったのでちょっと新鮮な気分で読んだ。
だから「A-A'」は一角獣種の話というよりも、クローンの話という捉え方だったし、「うる星やつら」でパロられたのも複製という部分だった。
そのあとの「4/4 カトルカース」「X-Y」を読んで初めて一角獣種ものというジャンルがあったのだと知った。
あー、でも少なくとも「X-Y」は読んでるのかな?なんとなく女装の話を覚えてるかも。

萩尾望都先生はユニコーン好きだな。ポーの新作も「ユニコーン」だし。

kindle版予約済みです。
よく見るとkindleは紙版よりだいぶ遅いんだな。