買ったのはここ。
重たいハードカバーなので家で少しずつ読んでたが、遅々として進まず、この連休に読み終えないとまたしばらく先になると思って最後の100ページほどを一気に読んだ。
膨大な文献にあたって、宮崎駿の生い立ちにまでさかのぼってそれが作品に与えた影響などについての考察は、日本語の文献については過去にほぼ同じものを読んでいるはずなのに記憶に残ってなかったり、そこまで考えずに読んでいたりで、まるで新事実が出てきたかのように感じてしまった。
40年以上追いかけてきたはずなのに、やっぱり単なるファンと、きちんと研究対象として向き合った人では深さが違うわね。
本人が心のうちに抱えているであろういろんな思いを、様々な文献での発言やインタビューで浮き彫りにしているこの本の内容は、とても勉強になった。
とはいえ、だらだらと読んでいたので最初のほうに書いてあったことはかなり忘れているのだけど。