a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『月刊 鉄道模型趣味(TMS) 2020 10 No.945』 機芸出版社

表紙を飾っているのは 1/87・12mm の国鉄最小のBLWテンダー 7000形。
BLWって何の略?
表紙をめくると、2022年にTMSが創刊75年を迎えるのでTMSアニバーサリー・チャレンジを開催するという予告。詳細は2021年1月号で発表とのこと。
最初の記事は、1/80・16.5mmの組立式レイアウト 陸前本線の概要。
組立式といいながら写真は本格的なシーナリー付。
なんと5分割して 680x470x2460mmに収納可能な 3690x2800mmの組立式レイアウトだと。重量約120kg。
凄いこと考えるなぁ。
ディテールまでしっかり作り込んであって、分割収納時を考慮して磁石で取り付けてある架線柱とか、ストラクチャーとかの工夫があるとのこと。
照明もしっかり入ってて夜景もきれい。
素晴しい。
1/80・16.5mmのキハ81系ディーゼル特急「はつかり」編成を再現の記事の最後に星晃さんによるキハ81のボンネットを開けた写真とか。
Nゲージレイアウト「橋梁のある風景」は、シェーバーシートの地形を利用して4パターンに衣替えするセクション。
作り込まれたディテールと、地形が変わることで印象が変わり仕掛けが面白い。
それに続けて鉄道サウンドエフェクトシンセサイダーの記事も同じ方の名前で載っていて、回路図や部品表が載っている。
なんか凄いなと思ってお名前を検索すると、音響のプロの方だった。凄い。
1/80・13mmの只見線会津蒲生駅」セクションは2011年夏の豪雨災害で不通になっている只見線を再現。
ディテールの作り込みが素晴しくて、参考の実物写真と見分けが付かないレベル。
模型ファンのための客車入門は5回目。
旧型客車の窓や扉についてのディープな話。
窓が大きいと重くて開けるのが大変だとか、修理で古い扉に交換されてるケースとか。
旧型客車の世界はカオスだなぁ。ある意味何やってもいいという話にもなるか?

鉄道模型趣味 2020年 10 月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2020年 10 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2020/09/19
  • メディア: 雑誌