a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『月刊 鉄道模型趣味(TMS) 2023 1 No.972』 機芸出版社

表紙を飾っているのは TMS Nゲージコンペ2022 と書いてあるから、受賞作なのかな?

ページをめくると表2に京王電気軌道 61。

カラーはModels IMON渋谷店のTMS Nゲージコンペ2022 入賞作品展示会開催のお知らせ。
2023年1月21日(土)~2月12日(日)。
先月号に載ってたレイアウトもあるから、会期中にいとどぐらい見に行きたいな。

Nゲージの第二次護摩符鉄道建設譜。
正面から見える部分に集中して、その他の部分は舞台裏として隠してしまうという大胆な発想。
第一次護摩符鉄道を全面的に改築したそうで。
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架線と架空線がリアルで実に実感的。
カラー写真がたっぷり載ってて、見ててウットリしちゃう。

TMS Nゲージコンペ2022入賞作品グラフは、Nゲージとは思えない精密な作品ばかり。

3Dプリントで作る Nゲージ JR西日本キヤ141系
モデリングから3Dプリンターでの出力、組立・塗装、その他諸々。
車体を板状に出力するんじゃなくて、箱状に出力しても大丈夫なのね。

ニーダレス門のある旧市街は 1/87・16.5mm のモジュール。
欧州市街の路面電車と、多数のフィギュアが生活感を出しててリアル。

私の鉄道からには、教材としての橋梁模型として、橋梁技術者である明徳寺鉄道の作者の方が桧の工作材を使って小学校での教材用に作ったデフォルメしつつも構造をしっかり再現してある。
もう橋梁を模型化するときにはこのくらいするのが当たり前になってきた気がする。
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創刊75年記念連載第5回 車両の外部色。
西鉄600形の旧塗装と2000形が載ってる。特にアイスグリーンじゃないクリームとマルーンの600形、この色が幼児体験なのでたまりません。
後ろの方には国鉄キハ82。これも好きな車両なのでうれしい。

製品の紹介で、E531系赤電タイプというのが載ってる。
こんなの走ってるんだ。上野まで来てるのかな。
前照灯がないクリーム色4号の帯がちょっと間抜けな気がする。

製品といえば、KATOの広告でNゲージのPC枕木仕様のフレキシブル線路が載ってるんだけど、逆に今までなかったの?とちょっとビックリ。
PECOは50年ぐらい前からあったよな。

75/150 アニバーサリー・チャレンジの5インチゲージショーティーによる狭小レイアウト(上)。
5インチというと125mm ぐらい。それを室内で走らせてる。凄い。

1/80・16.5mm の天ヶ谷鉄道「検車支区がある辺り」。
組立式レイアウトのブロックで4回目の紹介だとのこと。
毎回書いてた。
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本線とその上をクロスする線路と、検車支区の線路がどれも違った表情で素晴しい。

75/150 アニバーサリー・チャレンジの1/80・16.5mmネオジムを用いたカプラーによる車両間の通電。
昔は模型用の磁石といえばフェライト磁石だったのに、いつ頃ネオジム磁石に取って代わられたのだろうか。
開発のきっかけが常磐線取手~藤代間の無電区間の再現というからなんか身近に感じちゃう。

巻末には新年号に移動した2022年の索引

買ってすぐ半分ぐらい読んだのだけど、忙しくてそのままになってたのを年末年始の休み初日に読了。