a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『月刊 鉄道模型趣味(TMS) 2023 5 No.976』 機芸出版社

表紙を飾っているのはNゲージの中(うさ)鉱業鉄道 姥谷温泉駅。

ページをめくると表2に宮松寫眞館8 モヤ4003。

カラーは第8回池袋鉄道模型芸術祭。
羅須地人鉄道の 2ft蒸機の運転とか、J-TRAK Society のNゲージ大ヤードとか、走行しながら13mmと16.5mmを自在に変換するフリーゲージトレインとか。

表紙を飾った 「中総鉱業鉄道 姥谷温泉駅」と題する、単体では600x450mmサイズのセクション。次号に載る予定のシリーズ第1作「狩倉鉱業所」と接続してエンドレス運転できるそうで。
カラー写真がどれも素晴しい。木々から草から建物から、さらに建物内部や女性客しかいない露天風呂まで。
最後に載ってる夜景がまたいい雰囲気。
2010年7月号 No.810 掲載の下総鉄道の作者の方だそうだけど、当時は個別のタイトルを書いてない。表紙がそうかな?
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創刊75年記念連載 第9回 車両の外部色。
今回も1985年の『車両の外部色II』から。
今回は各地の地下鉄。
福岡市 100形も載ってるが、乗ったことがあるかどうか。

製品の紹介で、異色の製品が「SL石炭香」。
石炭の香りがするお香だそうで、標準炭、石狩炭、筑豊炭の3種類があるそうな。
うちは50年ぐらい前まで石炭で風呂を沸かしてたので、石炭の匂いを嗅ぐとそっちの記憶が蘇るかも。
だとしたら筑豊炭かねぇ。いや、買いませんが。
製造がズノン株式会社で発売はエコーモデル

Nゲージ スイスの山間を走る路面軌道「レインボー鉄道 リンデンホフ・トラム(Regenbogen Bahn Lindenhof Tram)
1190×360のスペースに点対称ドッグボーンのエンドレスでヨーロッパの建物が建ち並び、郊外の専用軌道区間もあっていい感じ。
照明の他に、サウンド機能で教会の鐘の音が流れると。
人形は百数十人が配置されてるそうで、よく見るとどの写真にも人が複数人いるのがわかる。

AVRマイコンを活用した鉄道模型の新しい楽しみ方の提案は75/150 アニバーサリー・チャレンジ。
AVRマイコンマイコンはマイクロコントローラーだそうで、存在も知らなかった。
接触型車輌検知センサー、タイマー式3灯式信号機、中継信号機、シングルセンサー利用「モデルスピードリーダー」、ポイント切り替えスイッチボックス、車輌へのBluetooth受信機の搭載例、SL用発煙装置への応用例など、いろんな使い方を紹介して可能性を示してる。
近年のTMSで制御系の記事がほとんどなくなってるので、「作ってみたい」のきっかけになればということで。

ピッツバーグの機関車〈3400形編〉という記事は、さらっと見てたら博多湾鉄道汽船という文字が見えてあらためて見返すと何両もが博多湾鉄道汽船から西日本鉄道をへて国鉄というルートをたどってる。
博多湾鉄道汽船というのは宮地岳線の元になった鉄道(だけじゃないみたいだけど)。
小さい頃、祖父も父も「湾鉄線」と呼ぶのでずっとそう思ってたが、その頃はもう西鉄宮地岳線だった
当時すでに蒸機の姿もなかったけど、図面と写真が載っててこんなのが走ってたんだなぁ。

片野正巳さんの昭和広告逍遥は第9回。
No.154(1961年4月号)からの広告。
カツミ模型店天賞堂
カツミは名前しか知らないシュパーブライン第1弾の国鉄D51が。

今月も昼に新宿紀伊國屋で買ったんだけど、先月は発売日の昼に1冊しかなくて周囲の本より判型が小さくて埋もれて見つけるのに苦労したのに対し、今月号は10冊ぐらい立ってた。
先月の反省?
でももう平積みはしてもらえないのね。