a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

ドラマ『シーシュポス: The Myth シーズン1 #1~#4』 @Netflix

なんか面白いものないかなとあさってて引っかかったのがこれ。
前提知識なしで見始めて、途中でだんだんいろいろ気がついたが、現在視聴可能な第4話まででは銃を持って戦う女性のアクションが楽しい。
その役をやってるのが「アルハンブラ宮殿の思い出」のヒロインで、あっちも僕はあと2話のとこまで見て止まってるんだけど、かみさんは最後まで見てるので一緒に見るのは時間がもったいなくて、なかなか進まない。
語りたいことはいろいろあるが、ネタバレはやめておきます。というか、まだ途中で謎がいっぱい。
面白い。

『ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere (楽園コミックス) Kindle版』 鶴田謙二 白泉社

紙を持ってる。
a-sue.hatenablog.com
当時kindleは出てなかったんだけど、今は出てて、ほんとに読みたいのは別の本なんだけど、これがポイント期間限定50%還元だったのでポチッと。
えーと、紙が掘り出せないのでカバーの下がどうだったかわからないんだけど、本編以外の大量のカラーページが収録されてるのでこれは全部入ってるのかな?
なかなか良いです。
紙だとのどになってたとこも鮮明に見えるぞ。こんなカットがあったなんて忘れてた見開きのコマががが。

『令和を生きる 平成の失敗を越えて (幻冬舎新書) Kindle版』半藤一利 池上彰 幻冬舎

書展の店頭で見かけてちょっと興味があった本。
Amazon幻冬舎のセールをやってて、ちょっと安いのでゲット。
以前は池上彰の本もいろいろ追いかけてたんだけど、ネットでTV番組のこととか聞こえてきた時に、この人が結構推してた小泉進次郎がろくなもんじゃないとわかって、それを推してたこの人への興味も失って本を読まなくなったので久しぶり。

『燃えるサーキット』 高齋正 徳間文庫 徳間書店

初出 週刊平凡パンチ 1979年8月6日号~1980年4月7日号
何度目かの読了。昨夜着手して夜中まで読んで読み終わらず、先ほどやっと読了。
15年後の未来から、殺人を防ぐために現在にきた男が、タイムマシンが迎えに来ず島流し状態になり、迎えが来るまで自動車評論家になってやっていく。
何度読んでも面白い。
過去ブログをチェックすると一度も書いてないので書いておこう。

学生時代に「幻走」というタイトルの連載の2回目か3回目ぐらいをたまたま見て、時間物のSFだと思って毎週立ち読みを始めて、最後まで立ち読みで読んでる。
作者の高齋正が、本屋で見かけるけど手に取ったことがなかった『ホンダがレースに復活する時』というノベルズの作者だと気付いたのはいつ頃だったかわからないけど、時系列でいうとこの作品を雑誌で読んだのが高齋正との最初の出会いって事になるのかな。
1990年に古本屋で各自動車メーカーをテーマにした本をまとめてゲットしてはまったんだけど、この作品が1980年に『幻走 サーキットに燃える』というタイトルでノベルズになってるのは気付かなくて、1986年に出たこの文庫を1992年4月に古本で買ってその日のうちに読了してるようだ。
1992年だとまだ軽井沢方面に行ったことがなくて、初めて読んだときは福岡で学生やてったので地理的な話が全くわからなかったのに対して位置関係がちょっとはわかったはずだけど、まだまだ。
初軽井沢が1996年。その後何度か行ったのでだいぶわかるようになったなぁ。赤城山にはまだ行ったことがないけど、伊香保から榛名山には上がってる。
手元のメモでわかる範囲で最後に読んだのが2004年の11月。
16年ぶりってことですかね。
連載時が現在とすると、15年後の未来は1994年ってことになる。バブルが崩壊してるけど、まだまだ70年代の続きで右肩上がりが続いた先の頃か。
久しぶりに読むと、いろいろツッコミどころも見えてくる。
15年後の未来から持ち込まれたBMWをカーマニアに見られたら大変とかいいながら、再生浅間サーキットでレースをやってるようなバイクの集団に自ら接触して一緒に飯を食ったり走ったりしてるのってどうなの。誰か気付くよね。とか。
自動車ジャーナリズムに対する批判的な描写が多くて、解説に寄ればそれで二流評論家や御用評論家、二流雑誌の編集者たちから睨まれるようになったとある。
カーオブザイヤーの初期には選考委員に入ってたのが外されたのっていつ頃だったかなと調べようとしたが見つからなかった。
まあ、いろいろ敵を作ってきた人だけど、全著作を電子版で出してくれないものかな。
『~する時』シリーズでまだ電子版で買ってないのをとりあえず買わないとダメかな。紙で持ってるけど。

『心理的安全性のつくりかた』 石井遼介 日本能率協会マネジメントセンター

読みやすい本だったので、それほど時間がかからず読み終えた。
正解のない時代だからこれまでと同じ事をやっていてはダメで、そのためにはダメ出しするのではなく話しやすさ、助け合い、挑戦、新奇歓迎の土壌を作る。
心の中で思っても意味がなくて、行動であらわす。
理由付きで感謝することから始める。
子供の頃からダメなところを注意されるのが普通な生活をしてると、自分もそうなってしまうし、僕自身を含めて世の中にはそういう人の方が多くて、いくら研修などで意識を変えたほうがいいといわれても、油断するとダメ出ししてる。
それをよりよい環境に変えるための具体的な方法や実例などが書いてあって勉強になった。
勉強になったと言ってるだけではダメなので、実践しないとね。
まずは週報でのコミュニケーションからかな。

心理的安全性のつくりかた

心理的安全性のつくりかた

『昭和史 戦後篇 1945-1989 (平凡社ライブラリー 672) Kindle版』 半藤一利 平凡社

これも1ヶ月前に月替わりセールで買ったもの。
2005年に語って、2006年に単行本化され、さらに「昭和天皇マッカーサー会談秘話」を加えて2009年に文庫化されたものの電子版。
戦後を昭和47年ぐらいまで語って、それ以後はまだ歴史になってないからとあらすじ程度。
個人的には東京オリンピックのころ今が何年なのかを意識したくらいの年齢なので、総理大臣が当たり前に佐藤栄作だったあたりから世の中の動きが始まってる。それ以前は何となく固有名詞を知ってるがもやもやっとしか知らない感じ。
GHQの時代の話から始まって、朝鮮戦争アメリカが日本の再軍備を考えるとか、いろんな思惑が交錯して。
70年安保闘争はテレビで見てある程度知ってたが、60年安保ってアレとは別物な雰囲気だったのね。
昭和40年代に入ってからの状況が、普通だと思ってたなぁ。家に冷蔵庫が来て、洗濯機が来て、電気炊飯器が来て。変化が大きかった。
戦後20年ぐらいの政治家は、みんないろんなやり遂げたいことがあってそのことに向かってたんだなぁ。
この本の内容から15年、国を動かしてる連中の劣化が進むばかり。
少子化に気付いて15年、何もしてないと書かれてて、それから15年経っても何もしてないってどうなの。
まあ、今がどうしようもないってのは置いといて、戦後のいろいろが凄く面白かった。
映画「ゴジラ」は原水爆がらみで取り上げられるってのはわかるが、「ウルトラマン」の放送開始にも触れられてたのはちょっと意外。絡めて仮面ライダーの名前も出てくるし。
一方で宇宙開発は無駄だと思ってる人で、月着陸にはちょっと触れられてるけどそれ以外の記述はない。小学生の頃、ジェミニがあれをやってこれをやったってニュースで見てたのを覚えてる人間としてはちょっと寂しい。
よど号は板付におりてたときニュースで出てるのを見た記憶があるんだけど、あしたのジョーの話は出なかったな。
そんなこんなが全部面白くて、歩きスマホでガンガン読んでましたよ。面白かった。

『燃えるサーキット』 高齋正 徳間文庫 徳間書店

時々読みたくなる本。
紙をどっかに持ってるはずなんだけど手の届くところにない。
電子版が出ないかなーと待ってたんだけど、一向に出る様子がなくて、つい古本をポチッとしたのが到着。
読みかけとか積ん読とかたまってるのに、なんでこんな何度も読んでる本をまた買っちゃうかな。持ってるはずなのに。