-> 買った
結構時間がかかってしまった。
なので例によって最初のほうの話をあまり覚えてなかったりするのだけど。
キャラクターの作り方、お話の作り方についての本。
独創なんてない。パターンの組み合わせで作る。お話の基本は神話・民話にある。
といった話を書いてある。おもしろい話のパターンは民話にあるというのはそうかも。民話を伝えている民族の世界観の中でのおもしろさだけど、一般化できるものを法則化して作品を分析してみせているのは納得できる。
今回の文庫で書き足してる部分で、現実の世界がハリウッドのシナリオのパターンで進むようになってる話とかを書いてある。9・11以降の展開とか小泉劇場とか。
キャラやお話のパターンの話は興味深いのだけど、この人の本は結局政治を語ってしまうとこがうっとうしいな。うっとうしいけど目からうろこの部分があるから読むんだが。