a_sue’s diary

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『3D ALWAYS 三丁目の夕日'64』 @MOVIX亀有

公開初日の2回目、11:40、シアター8のほぼ中央I-10,11。
シアター8は定員234。「カーネーション」のまとめ放送を最後まで見てからしたくしたもんで、席に着いたのは予告が始まる1分前だった。その時の印象では半分ぐらいの入りかなぁ。年寄りの夫婦連ればっかり(笑)
一番大きなシアター10で通常版をやっているので、そっちに人が集中してるのかも。

1,2作目は劇場で見てDVDも買ってるが、時間がたってて細部はだいぶ忘れてた。昨日テレビでやった2作目を見たのでだいぶ思い出した、って状態。昨日復習しといて良かった。
まず一平が大きくなってるのにびっくりだ。1964年というと、僕は小1で聖火ランナーに旗振りに行った記憶があるけど、そうか、一平ってあの頃の隣のお兄さんぐらいの年だったんだなぁとあらためて実感。
いや、それはどうでもいいんだが。
お話としては茶川の仕事と六ちゃんの恋愛と、そのバックグラウンドとして東京オリンピック当時の東京。
出会いと旅立ちと。
2時間22分、あっという間でした。面白かった。

道路を走ってる車がずいぶん増えてる。
今回の鉄道ネタは、キハ58系10両編成。作中ではどこの線だかよくわからなかったが、パンフでみると松本に向かう中央線だったようだ。あの頃、非電化区間を走る急行は気動車の長大編成だった。懐かしいですよ。
開通したばかりの新幹線は0系で、パンタがたくさんある時代。
見事に再現されたブルーインパルスの5輪は、テレビや記録映画で見ただけだけど、初めて見たアクロバットチームの演技があれだったので、それが普通だと思ってしまったのは良かったのか悪かったのか。

で、3Dだけど、いつものように東宝スコープロゴが出るが、これが3D。全体に3Dの使い方はおとなしくて臨場感優先。
中で1カ所、ほんとに画面からはみ出すほど飛び出て見えたシーンがあったのだけど、アレは錯覚だよね?ひょっとして下に黒帯入れてあったとか、そういう仕掛けはないよね?
エンディングも3Dで、クレジットの文字と、歌詞と、映像の奥行きの違いが面白かった。
見る前は3Dメガネを2時間22分もかけてるのはつらいんじゃないかと思ってたのだけど、意外にそんなこともなくて平気だった。ちなみにMOVIX亀有はXpanDです。

パンフは横開きで700円とちょっと高め。情報量が半端じゃなくて、読んでも読んでも終らない。キャスト、スタッフのインタビューの他に、メイキングや、3Dの種類についての解説など、とても満足度が高い。

全部ひっくるめて、とてもよかった。