a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『ウエスト・サイド・ストーリー 字幕版』 @MOVIX亀有

11:35の回、シアター5 の I-9, 8。

公開されてだいぶ経つんだけど、金曜日のアトロク ムービーウォッチメンで取り上げたのを聞いてたら、やっぱり劇場で見とくかなぁということで。
かみさんも見たいというから金曜の夜に1日1回になってる日曜の席を取る時点ではがら空きで、中央付近選び放題だったが、実際に行ってみたらほぼ満席だったかな。
年齢高め。

1961年版は、なんとなくそういう映画があると知ってる状態で「サイボーグ009」の002のエピソードを見たのが意識した最初。
実際に映画を見たのは、多分テレビ放映だと思うけどあまりハッキリした記憶がない。名画座では見てない。
DVDは10年ぐらい前に買ってるけど、これもちゃんと見た記憶がない。

という背景での今回。
街を踊りながら練り歩くシーンや、ダンスパーティの群舞シーンは見応えがあった。
前作とどう違うのか、やっぱり昨日DVDを見ておくべきだったなーとか、チラッと思ったけどまあそんなの関係ないレベルで引き込まれて見ました。
プエルトリコ出身者グループとその他の移民系アメリカ人グループの対立を、スペイン語と英語の混在で際立たせてる感じ。
人種・国籍にかかわらず全員が英語をしゃべるような映画ではないぞ、と。
階級差と人種・国籍による分断が表に出てきてる今だからの再映画化なのかな。
LGBTQの要素も入れてきてたし。
面白かった。

ドラッグストアの女主人が、見たような顔なんだけど誰だか思い出せなくて、エンドクレジットでキャストを見てたらリタ・モレノ
スタッフのプロデューサーかなんかにも名前出てなかった?
と思いつつ、帰り道でググったら1961年版でアニータを演じた人で、今回は製作総指揮にも名前を連ねてるというのがわかった。90歳!
主役のトニーは「ベイビー・ドライバー」の人だったが、あの時の少年のような印象と大違いの長身でびっくり。
a-sue.hatenablog.com

いつものように映画を見る前にパンフを買ったんだけど、アトロクで高価だといってたんで、1,500円ぐらいかもうちょっと行って2,000円ぐらいかなと思ってたら、レジに出てるパンフ一覧で見つける前に奥から出てきたものを見て、その分厚さでちょっとやばいものを感じて値段を聞いたらなんと2,970円!
これ、パンフと言って売っちゃいかんやつでは?(笑)
買いましたけど。
A4横型128ページですよ。
ずっしり重くて、文章たっぷり。
じっくり読みます。

あ、銃器問題についてちょっとだけ。
決闘に備えて売人から銃を買うんだけど、その前段として決闘に抑止力として武器を持っていくのに何を持って行くかの議論で、どんどんエスカレートしていく。現実の世界で核を抑止力として持っているように。
抑止力としての銃だったはずが、どうなったかはご存知の通り。
その銃がS&W M10 ミリタリー・ポリスなんだけど、それをとりあってもめるシーンが怖い。
実弾が入ったダブルアクションリボルバーをそんな風に取り合って、引き金が引かれちゃったらどうなるか。
指が引き金にかかるように見えるシーンはなかったけど、怖かった。
まあ、そこでけが人や死人が出たら映画の筋が変わっちゃうんだけど。