『ラブコメ今昔』有川浩角川文庫角川書店

ふっふっふ。買ったことを書く前に読み終わっちゃったぜ。
順番から言って、次に文庫になるのはこれだろうと思ってたが、今月発売だと気づいたのが今月に入ってから。その時はもう出てるのかと焦ったが、発売日は今日であった。
というわけで、発売日にチェックして問題なくどんと平積みの中からゲット。
自衛隊ものの短編集。
最初のが「ラブコメ今昔」。習志野空挺団の大隊長の奥さんとのなれそめ。会社に入って最初の勤務地が習志野で、昼休みなどに落下傘で降りてくるのを遠くに見たりしたことがある。そういうとこの大隊長が50代の二佐。高校の同級生にいるよ、二佐殿が。いや、二佐と聞いたのはだいぶ前なので今は違うかも知れないが。まあ、そういうわけで実はそっちと同世代。お見合いあるある、みたいな。自衛官が結婚する心構えとか。
次の「軍事とオタクと彼」は、そのまんま。オタクの自衛官というと、アウトかファンロードの常連さんがいたなぁ。関西女子のセリフのテンポがいいわ。でまた、相手は大事なのそれかよ、という。受けました。
後の話も、国を守る、常に死と隣り合わせの自衛隊という存在のあれこれ。
読み始めてしまったらやめられなくて夜中に読了。
大変満足です。