開館10周年企画展 情景作家 ―昭和のミニチュア @旧新橋停車場鉄道歴史展示室

RM MODELSの今月号で知ったイベント、一人で秋葉原に買い物に出て、天気もいいし時間もあるので新橋に脚を伸ばして行ってきた。
入ると、それほど広くないスペースにミニチュアが展示されてる様子が見えるが、まずは挨拶の文章から。
さかつうが監修してるイベントらしい。
いきなりガラスケースの中にG&D鉄道の書籍と、摂津鉄道の連載が始まった1964年の『鉄道模型趣味』誌がある。
G&Dは、僕が『鉄道模型趣味』を買い始めた頃まだ健在で、その記事を初めて見たときにはびっくりしたもんだった。摂津鉄道は、『レイアウトモデリング』で見て、そのリアルな情景に惹かれた。まだ、レイアウト製作をビジネスとする人たちなどいない時代で、愛好家が自分で技法を手探りしながら製作して発表するというのが普通だった。『レイアウトモデリング』は'70年代に刊行されたが、元の記事は1964年だったのね。
その摂津鉄道の倉本駅と蔵本村のモジュールが展示されていて、それはいい雰囲気ですよ。最近普通に見ることの出来る商業ベースのレイアウトの作り込みと比べて、ある意味質素な作りだけど、まったく見劣りしない。
ほかには民家や銭湯や商店のミニチュアとか、都立杉並工業高校模型工作部のNゲージレイアウトとか。どれも素晴らしかった。
残念ながら、展示は大人用に作られていて、小さな女の子が見ようとしても背が届かずいたのを、係の女性が持ってたお菓子をここで食べるなと注意しただけで、見せてやろうとする様子もなかったのはちょっと残念。抱えて見せてやりたかったけど、今の世の中見ず知らずの幼児に触れるとろくなことがなさそうなので傍観するのみ。あの素晴らしい駄菓子屋や八百屋のミニチュアを見せてあげたかったなぁ。
入場無料とのことで、図録900円を買って退出。とてもよかった。