a_sue’s diary

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『永遠の0』 @MOVIX亀有

12:25の回、一番大きなシアター10のほぼ中央J-19。
なんかずいぶん久しぶりのMOVIX亀有
公開されてずいぶんたつけど一番大きなシアター10がほぼ満席ですよ。昨夜ネット予約したのだけど、ほぼ中央にぽつんとひとつだけ空いてたのでいいとこが取れた。

予告で新作『GODZILLA』を初めて見ましたよ。今度のはどんなかなぁ。

で、本編。山崎貴監督作品ってことで、白組とROBOTと阿部秀司事務所のクレジット。
いきなり零戦が迎撃の弾幕をすり抜けながら海面すれすれを飛んでいく。うわ、このイメージはあまり見たことないぞ。
というわけで、初っぱなからビジュアルにやられちゃう。
飛行機も空母もいい感じ。さらに真珠湾攻撃シーンも、CGでやったのは初めて見たかな?
一方で、物語の中心は2004年の家族。
亡くなったおばあちゃんには、戦争で亡くなった前の夫がいて、実はそっちがほんとに血のつながったおじいちゃんだったという意外な事実を知った三浦春馬が、姉の吹石一恵に誘われてそのおじいちゃんについて知っている人を探して話を聞く。
話を聞き回る現代と、聞いた話で描かれる戦争中の話が交互に進む。
僕らの年代だと太平洋戦争についてそれなりに知ってるわけだが、知らない世代にもわかるように描いてあるので、昔そういう戦争があったことを若い世代に知ってもらうことにもなる。
どんな気持ちで戦争に行ったか、特攻に行ったかなど、ちばてつやの『紫電改のタカ』のラストシーンを思い出しながら見た。
もうウルウルですよ。
そして明かされる意外な事実。さらに登場人物は気付かないまま終わる謎を、観客だけは知っている。
よかったです。

エンドクレジットで3Dモデル協力でタミヤが出てた。
パンフは700円のわりに分厚くて情報量多し。

紫電改のタカ (2) (中公文庫―コミック版 (Cち1-2))

紫電改のタカ (2) (中公文庫―コミック版 (Cち1-2))

紫電改のタカ (4) (中公文庫―コミック版 (Cち1-4))

紫電改のタカ (4) (中公文庫―コミック版 (Cち1-4))

追記
パンフをやっと読み終えた。
山崎貴監督が『紫電改のタカ』のことを語ってたのにちょっとびっくり。やっぱそこに来る世代か。