『ヒックとドラゴン』

これも次男がレンタルしたのがリビングにあったので。
劇場でやったときに見に行こうかと一瞬思ったのだけど、気がついたときには近所のシネコンから消えてたんだったかな。

で、見ました。
良かった。
あまりに良かったので、ついコメンタリーまで見てしまって、日曜の午後を全部これに使ってしまった。

話はドラゴンと戦うバイキングの村の少年が、ドラゴンと仲良くなることでより大きな敵の存在に気付き、と言うようなもの。
セリフで説明しすぎず、見せてわからせる度合いが絶妙で、見てて気持ちいい。何でもセリフで説明する映画って、やっぱりレベルが低いと再認識しちゃう。
CGのレベルも凄く高くて、空の広がりと飛翔感がすばらしい。宮崎アニメが失ってしまったもの。
宮崎アニメといえば、ヒックが出向出航していく船団を見送るシーンで、移動カメラからヒック固定で背景全体が動くとこは、「未来少年コナン」の「再びインダストリアへ」でラナが見送るシーンを思い出すようなカメラだった。
そう思いながら見てると、ラピュタを思い出すシーンや、コナンの水中のシーンを思い出すシーンや、ナウシカっぽいとこも、もうとにかくあれもこれも全部そう思えてくるくらい。否定的な意味じゃなくて。
この空飛んでる感じは、劇場の大画面で3Dで見たかったなぁ。
素晴らしかったですよ。