a_sue’s diary

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Evernoteで上限のノート数10万を越えるので、対策方針を決定した

2010年3月に使い始めたEvernoteは、毎日のあらゆるものを送り込んで順調にノート数を増やし、先日ついに上限に達してしまった。


ゴミ箱がローカルだと思ってたのが誤解で、ゴミ箱もサーバ上で管理されているためノート数に入る。ノートのマージをすると元ノートはゴミ箱に入るので注意。
OneNoteに逃がす手も考えたが、移行ツールのプレリリース版をためしたところ97000ノートのうち15000ノートぐらいしか移行されなかったので没。

というわけで、いろいろ検討した結果、下記方針で問題ない運用ができそうだという結論に達した。

  1. Evernoteの追加アカウントを取得する。これはとりあえず無料でかまわない。
  2. 追加アカウントに保存したいノートブックを作成して元アカウントに共有する。
    ルールを決めて接頭語をつけるなどして元のノートの同じ目的のノートブックと識別可能な名前にしておくとよさそう。数字を頭につけて管理してる場合、Winアプリ版とウェブ版でソート順が変わるので注意。Winアプリは数値として評価し、ウェブ版は字面だけを見るので「40xxx」と「140xxx」だと順番が逆転する。前者を「040xxx」とすれば無問題。共有後に名前を変更しても共有先でちゃんと反映される。
  3. 元アカウントではすべてのノートブックを追加アカウントに共有する。
    このあたりの作業を行う場合、別ブラウザで両方サインインした状態でリフレッシュしながらやると楽。僕の場合はChromeFirefoxを使ってる。
  4. 元アカウントから、ノートの移動で追加アカウントから共有してるノートブックに移動する。
    この時、編集履歴とノートリンクは失われるが、作成日時は保存される。エクスポート&インポートの方法だと作成日時がインポートの日時になるという問題があるが、移動だとそれはない。さらにエクスポート&インポートの方法だと元ノートをいつ削除するか悩ましいが、共有ノートブックに移動なら移動済みノートはゴミ箱に入ってるので、それを削除するだけ。
  5. 移動はサイズが小さいものを優先的に行うとノート数が稼げる。月末に追加アカウントの容量いっぱいまで移動する手でいくのが吉か。
    なお、無料アカウントの場合メールでの追加はお試しの5通しか使えないそうなので、この時点でメールの転送先としては利用しない。ちょっと手間だが、元アカウントに転送されたものを移動すれば良い。

この状態で検索を試したところ、ノートブックを指定しない検索では共有ノートブックの中にあるノートはヒットしなかったが、共有ノートブックを指定して検索すればヒットした。
これはプレミアムで使ってる元アカウント上でも、無料で使ってる追加アカウント上でも同じだった。

こうして今回の10万件問題は解決したが、同じ使い方をしていればまた6年後に同じ問題が起きる。
Evernoteは無料アカウント一つを含む複数アカウントを保持できるので、メールアドレスと料金さえ払えばOK。

ここで問題になるのはメールアドレスをいくつ持っているかということ。
僕の場合、ずっと使ってるプロバイダのメールアドレスの他にはGoogleのが一つと、PHSのメールがある。PHSのはYモバイルからのDM受信専用になってて実際には使ってない。
まだ先のことだけどどうしようかなぁと思ってググったら、素晴らしい方法がヒットした。
ひとつのGmailアドレスを複数アドレスのように使える3つの方法 ― 同じSNSサービスなどで複数アカウントを取得するのに便利! | LIFE GOES TO A PARTY
これでいくつでもいけまっせ。

って、Evernoteはどうやって複数アカウントが同じ人の持ち物だと判定してるんだろうか?
この方法で複数の無料アカウントを持てたりする?
ひとつのメールアドレスで複数アカウントを取得する方法が見つけられなかったのでこんな悩みになってるのだが、とりあえず使い続ける障害はなくなった。
めでたしめでたし。