a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『ブリッジ・オブ・スパイ 吹替版』 @WOWOW

こないだやったときに見そこねたのを、昼間やるのに気付いたのでこれも視聴予約仕掛けて最初から見た。
見始めてから吹替え版だったことに気付いた。
冷戦時代の米ソが対立してた時代、スパイが当たり前のようにいた頃の実話。
スパイとして逮捕された男を弁護することになる弁護士がトム・ハンクス。当時のアメリカ人って共産主義者を弁護する人間に対してひどい。トム・ハンクスの息子が小学校で核爆弾が落とされたらどうなる買って映画を見せられてて、多分『アトミック・カフェ』だな。DVD持ってる。家に帰って、そういう事態に備えてバスタブに水をためてバスルームで勉強してたりする。大丈夫だよ、核爆弾をよその国に落としたのはその後60年ぐらいたった今でもアメリカ以外いないから。
途中でスパイの話と並行してU-2とその乗組員達の話が出てきて、U-2は24年前に厚木基地で公開されたとき実物を見たなぁとか思いながら見てたら、そういう風に話に絡んでくるのか。
雪が降る東ベルリンの風景を見てると、昭和30年代の冬の夕方の雰囲気を思い出してちょっと寂しい気分に襲われてしまった。そういう映像。
最後に登場人物達がその後どうなったかの字幕が入って、ああ実話なんだなと。
腹が立ったりやきもきしたり、ちょっとうれしい場面もあったり、いろいろ心が動かされる映画だった。