a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『月刊 鉄道模型趣味(TMS) 2020 1 No.936』 機芸出版社

発売日に買って途中まで読んでたけど、映画で忙しくてやっと読了。
表紙を飾っているのは木造の電気機関車検修庫。
天井から吊された傘付き電球とピットを照らす壁の蛍光灯、さらに壁面と天井の木組みが印象的。
中の記事を読むとスケールは1/80・16.5mm。それでこれか。
リフティングジャッキがスケールと一緒に写ってる写真も異常だが、プレス機、旋盤、フライス盤、ボール盤などの工作機械に、万力と研磨機が据えられた工作机。さらに山のような工具類。頭おかしいレベル(褒め言葉)。
すごいわぁ。
冬の機関車駐泊所も1/80・16.5mm。雪をきっちり表現してあって雰囲気が出てる。
400×300mmのNゲージモジュール "NEO? TOKYO?"は割とシンプルな都会のモジュールに見えるんだけど、Adobe イラストレーターで設計した建物をケント紙に印刷してカッターで切りぬいて3枚貼り合わせてサッシの表現などをしていると。解体現場のシーンとかもなかなか。でも「おわりに」で「子育てをしながらのチマチマとした製作です。」で驚愕。そういや作者名は女性だけど、うーむ、忙しい子育ての傍らちゃんとモジュールを完成させるのって凄い。やっぱ手を動かしてものを作り上げる人って凄い。
そして「ドイツ・ハンブルグの MINIATUR WUNDERLAND を訪ねる」という名取さんの記事。2028年の完成を目指して発展中の超巨大レイアウト。
ヨーロッパの巨大なレイアウトというと、45年以上前に載ったマドローダムの記事を思い出すのだけど、今回のはシーナリィーの作り込みとかも半端じゃなくてすごい。あとでYoutubeを検索してみようかな。
楽しい軽工作 4. 小さな一軒家の作り方は、ボール紙で昭和30年代ぐらいの一戸建ての社宅を作る記事。巻頭の電気機関車検修庫の超絶レベルと違って手が届きそうな工作に見えるので、この記事に従って一つ作ってみようかと思えるレベルだけど、多分実際に作るとやっぱり難しいんだろうな。手を動かさないとなぁ、と言ってるばかりじゃダメだ。
ニュールンベルクメッセ2019リポートは第10回。車輌の記事ばかりだけど、トラムで芝の線路がきれい。
資料記事は蒸気機関車の給炭設備(上)。方式別の設置表とか図面とか。九州には橋形クレーン設備をもったとこが少なかったのがわかって、じゃあ何があったのかと思ったらバケツエレベーターとスキップホイストに九州と山口県の西の方の名前が並んでいる。なるほど。
表3の広告がIMONなんだけど、ここってずっとカツミの指定席だったのにな。と思って先月号をチェックしたら先月もIMONだった。編集部が変わってからずっと?

鉄道模型趣味 2020年 01 月号 [雑誌]

鉄道模型趣味 2020年 01 月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 機芸出版社
  • 発売日: 2019/12/20
  • メディア: 雑誌