a_sue’s diary

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『ゆうきまさみ初期作品集 early days(2) (カドカワデジタルコミックス) Kindle版』 ゆうきまさみ カドカワデジタルコミックス KADOKAWA

これも火曜にふと見るとお手頃価格だったもの。

時系列的には 1 よりこっちが先。
OUTにちょこちょこ載ったパロディマンガがメインなので、タイトル数が凄い。全部初出が載ってる。
ゆうきまさみは初登場の2ページ版「ざ・ライバル」から知ってて、ずっと追っかけてたのでここに出てくるのはみんななつかしいが、ニュータイプテレビゲーム赤い彗星が出てくるのとか、ボルテスVパロとかが入ってないかも。
それはさておき、「そこに知世がいれば」には故・かがみ♫あきら先生が出てきたり、アニメック編集部の井上ちゃんとしてこの本の発行人である井上伸一郎氏が出てきたり、時代を感じさせられるのである。
というかねぇ、この同時代を同じように生きてたんだよ、僕らは。
イデオンのラッシュフィルム試写会に徹夜で並んだり、コミケに行ったり(一般参加で1回だけだけどね)。
週末には友達が独身寮4人部屋にひとりだった僕のとこに来て、1週間分のアニメの録画を見ながら酒を飲み、日曜には新宿・神保町などに買い出しに出る生活。
この本を読むとその頃のことがどんどんよみがえってきてたまらん。
オタクがまだ第一世代だけで、だから第一世代なんて意識してなかった頃(新幹線の0系と同じ)。
訂正:この本に収録されている作品の頃は、まだオタクという呼び方をしてなかったかも。
あの頃があったから今も人生を楽しめてるんだと思える。
ゆうきまさみって、そういう時代の象徴的なマンガ家なのよね。