表紙を飾っているのは16番の旧型電機 ED10, ED15, ED17
線路回りがぱっと見に実物に見えるので、模型かどうか一瞬考えてしまう。
夕張 早春の炭住街は 1/80・16.5mmのモジュール式レイアウトの裏モジュールとして作成したそうで、雪が残る炭住に生活を感じさせる多数のフィギュアを配置して雰囲気を出してる。
私とTMS 第7回は久保田富弘さん。
名前は覚えがなかったが、通信社、新聞社、総理大臣官邸写真室など、プロのカメラマンだそうで。
300号(1973年6月号)の背景が流れてる蒸機の写真はなんとなく覚えてる。
写真だけではなく、フルスクラッチで、モーターまで改造して蒸気を作るような本格的なモデラーなのが凄い。
そして国鉄駅とフェリー港駅を結ぶ「河北電鉄端島港線」の建設と題するNゲージレイアウトが今回一番凄かった。
サイズ 1370×600mm という、畳一畳よりずっと小さなサイズの中央に大きな港湾を配置して、海沿いを走るエンドレスを挟んでその両側に終端駅を配置してるという、聞いただけだとかなり詰め込んだレイアウトだろうと思ってしまうがどこにもそんな詰め込んだ感がない。
エンドレスもトンネルはなくて全部平地で見えてるのに中央にある街のストラクチャで向こう側が常に隠れてるので違和感がない。
全ページカラーで10ページに及ぶ記事は、写真たっぷりでどれを見てもため息もんですよ。
15m級しか走らせないという割り切りで曲線半径やホーム長を短く出来てるってのはあるんだろうけど、これはほんとに凄いなぁ。
16番に木曽路のD51は、D51 200 と 501。
うちの近所に 502号機が静態保存されてるんだけど、501と502って、どの程度似てるのかな?
国鉄蒸機の地域形態(5)は関東・甲信越地区。
長野工場の長工式切り取りデフが、大好きな門鉄デフと同じようなタイプでちょっと気になる。
たっぷり楽しみました。