a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『トーマの心臓 プレミアムエディション』 萩尾望都 フラワーズプレミアムシリーズ 小学館

収録作品は下記

トーマの心臓 週刊少女コミック 1974年19―52号
訪問者 プチフラワー 春の号 1980年
湖畔にて ―エーリク14と半分の年の夏 ストロベリーフィールズ (単行本描きおろし)

その他表紙、口絵の初出や本編の連載時との差異について初出詳細に

一気読みする体力がなくなってて、何日かに分けてやっと読了。
読んだのはパーフェクトセレクション以来かな?
やっぱりこの作品は浸ってしまう。
セリフからコマ割まで、結構覚えてるもんだ。

店頭で平積みを見て、手に取って、ずっしりとしたその重量にまず驚愕。
トーマの心臓」は単行本からの読者だが、パーフェクトセレクションは持ってるので、それで十分という気持ちもあったが、現物を見たら理性が飛んでレジに持って行ってた。
萩尾望都はこの連載のあと数年で絵柄がずいぶん変化してるのだが、本編と「訪問者」の違いでもよくわかる。
正直なところ、この表紙は連載時の絵ではないのでいまいちピンとこない。
それでも初出時のカラー再現とか、いい紙に綺麗な印刷とか、本としての魅力はたっぷり。
久しぶりに堪能しました。