a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『月刊 鉄道模型趣味(TMS) 2024 8 No.991』 機芸出版社

表紙を飾っているのは1/80・16.5mmの矢ノ倉橋モジュール。
と、左上にTMS 1000 のカウントダウンロゴ。991|1000。

表2の宮松寫眞館23は五日市鉄道3号機。

カラーは小林信夫の模型世界の紹介。
に続けてTMSレイアウトコンペ2024 入賞作品グラフィック 上。
入賞 Nゲージ美吾旅鉄道の「或るレイアウト」は『レイアウト全書』の表紙にもなった「或るレイアウト」をNゲージで再現。
『レイアウト全書』はTMSを読み始めて割とすぐ手に入れて、『レイアウトサロン』とともにバイブルだったなぁ。
自分もレイアウトを作りたいと強く思ったのは毎月のTMSもだけど、特集シリーズの力が大きかった。
数年後、模型屋の親父に貸したまま模型店が閉店して返してもらうのを忘れたという痛恨の出来事で今は手元にないのが残念。
他にも1/80・16.5mmの滝川機関区や、Nゲージの揺蕩舟線モジュール、帝都鉄道山央本線、上越線第三利根川橋梁など、どの作品もレベルが高い。というか実写と見まごうばかりの写真ばかり。
特別賞の日出生交通 豊西線/西日出生線は 1/80(76)~1/87・16.5mm・9mm 4410×3520mm というホビールームのレイアウトだそうで、全貌を見たい。何気なく写ってるローズピンクの近郊型電車は裾に黄線が入ってるように見える。とすると421/423系って事になるんだけど気のせいかな?じゃないとしてもこの仲間は愛の対象なのでレイアウトの写真に登場してるだけでうれしい。

Nゲージで蘇った札沼線廃止区間の風景 我が家の「南下徳富鉄道」は、3270×1060 に終端駅と山のループをつなげたL字型レイアウト。
いい雰囲気の駅と留置線と転車台や山を巡るループ線がいい感じ。

星さんの写真を読む 連載第8回。
伊東線伊豆急行
伊豆下田につながる線が出来る頃の話と、その時登場した豪華な車輌の写真。
国鉄規格の線路と車輌って、言われてみれば大変だったんだろうな。

よりリアルなシーナリィ製作のために
static grass の実際 3
静電気接着アプリケーターの製作
使いやすい条件をクリアするものを自作するという。
雑草表現などに威力を発揮するものだけど、感電の注意とか書いてあったりして注意が必要か。

TMSレイアウトコンペ2024 (第47回)入賞発表・講評
講評で書かれてるのが、応募が増えてレベルも上がってる一方で、単体で完結するレイアウトよりもセクションやモジュールが増えてると。
さらにはジオラマ(走らない)の応募もあるとかで、「写真による」と冠した募集方法が時代に合わなくなってるのかもとか。

シリーズ 表情を捉える③
下関の黄色い117系
1/80・16.5mm
どアップになっても全くあらが見えない仕上がりが凄い。
JAMのTMSブースで展示されるそうで。

表紙を飾った矢ノ倉橋モジュール 1/80・16.5mm
神田川にかかる柳橋をモデルにしたモジュールで、屋形船や花火の見物客など、情景が素晴しい。

模型ファンのための客車のディテール 8
トイレ・流し管。
図面が載ってるが細かい。
垂れ流しからタンク式に替わっていく経過とか。

編集者の手帖でTMSレイアウトコンペの入賞点数が多くて、1年12ヶ月の誌面では紹介しきれないと。
どんどん載せてよ。最近依頼記事が多いよね。

ともあれ、レイアウトの写真たっぷりで満足度の高い今月号でした。