昨夜、夜中にMXTVで宣伝番組をやってたのをたまたま見ちゃって、ちょっと気になってしまって公開初日の最終回(レイトショー1,200円)を見てきた。
シアター6で席はほぼ中央のH12。客の入りはどのくらいだったかな。
う~ん、、、、さっぱりわからん。映像はすごい。
原作者の松本大洋自体、漠然と名前は聞いたことあるかもしれないと思う程度で作品を全く読んだことがない。
なので、完全に白紙の状態で見た。
キャラはあまり好みではない。背景は圧倒的な書き込みが大友克洋風。そういや大友克洋もどきの作風という印象で名前がインプットされてたかも。
それをそのままフルカラーでアニメにしてある。
ディズニーが3DCGアニメをやめる話(そっちはピクサーが担当)があるが、手描きと3DCGの融合という、STUDIO 4℃が過去『スチーム・ボーイ』でやったことを突き詰めたような作品に仕上がってる。
手描きバリバリに見える背景が、視点の移動にあわせて3Dでガンガン動く。手描きでは不可能な映像は快感。電車から見た架線柱とか、街の風景とか。
そんな背景に対し、これは絶対3DCGでモデルを作れないだろうというキャラが、アニメーターの神業のようなテクニックで動く。う~ん、すごい。
作画監督の浦谷千恵は、テレコムからジブリというクオリティの高い作画系の人で、そうか今はこういうのやってるのか。エンドロールのスタッフリスト見ると、アニメスタジオ全部参加してるんじゃないかというくらい、いろんなとこが参加してる。なのに知った名前が意外に少なかったのは、若手中心だからということかな。
というようなことばかり書いてしまうのだが、何しろ話がわからない。
やくざと暴力の世界に子供がいて、街は自分のものだとかでやくざと張り合って、強力な暗殺者が来て?
最後の方は『2001年宇宙の旅』になってしまって、理解を超えたところで終わり。
う~ん。
まあ、普通に晩飯食って、テレビの旅番組をほとんど最後まで見た後映画館に行って、30分後に映画が始まって気分が切り替わるかというと微妙なとこはある。
もう少し、映画が始まるまでに日常生活を捨てる時間が必要なのかもしれないなぁ。って、贅沢ですか。
予告込み2時間の映画を、ドアtoドア2時間45分で見に行くというのは、やっぱちょっと無理があるか。
贅沢なやつ > 自分
あ、余談ですが予告で「シュレック3」が出ました。来年の何月だったかな。
追記!
蒼井優がやったシロのしゃべり方が、過去に聞いたことあるぞと思いながらずっと思いだせなくて悩んでた。
それを思い出した。
『COWBOY BEBOP』のエドだ。あれよあれ。
あ~、すっきりした。
さらに追記
ライターの炎はだめだめだった。あんな縞模様に色が変わる炎があるものか。