全巻購入特典が、４，５巻と一緒に到着してて、最終５巻に続けて読みましたよ。
平井和正の解説は、『奇想天外』昭和51年8月号に載ったウルフランドの再録。奇想天外を立ち読みしてるし、ノンノベル『狼の世界』も持っている。
で、「８マン」の裏話についてはここで平井和正が語ってるのが僕の知識のベースになってて、久しぶりに読んだら言葉の端々まで思い出しちゃうわ。この頃はまだ宗教に出会って変質する前のケンカ屋平井だし。
ここに載ってる小説版最終回の挿絵の８マン。白目だけど、まだシャープな線なのだよね。この時期に最終回のリライトが欲しかったなぁ。
しかし、ノンノベル版と違って奇想天外のページをそのまま縮小したスタイルになっていて、老眼には小さな字がつらい。
あとは桑田二郎のインタビューとアニメのプロデューサーだった鷺巣政安さんのインタビュー。どちらも当時の裏話たっぷりで面白い。
表紙に使われてるカラーの扉絵、これも全部収録して欲しかったなぁ。
ところでこの読本、奥付も無ければ出版社名すら書いてない。これでいいのか？
