a_sue’s diary

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『クリード チャンプを継ぐ男』 @新宿ピカデリー

例によってかみさんが当てた試写会。
例によってなかったのは会場。新宿ピカデリーで、普通にプログラムの中に試写会が混じってて、当選葉書を持って窓口に行くと普通に席を指定した座席指定券に交換してくれる仕掛け。座席指定のシネコン試写会。うわあ、これは初めてだわ。
その仕掛けに気付いてなくて、15時頃紀伊國屋に行って買い物を済ませた後、TOHOシネマズのゴジラを見たり、南口のイルミネーションを見たりした後、17時半過ぎにハッと気づいて行ったのよね。それで取れたのがシアター6のJ-11,12だけど、十分真ん中でいい席だった。実は満席になってなかったかも。
新宿ピカデリーの前身だった新宿松竹にはイデオンのラッシュ試写会を始め何度か行ってるのだけど、ピカデリーになってからは初めてで、なるほど、スクリーンを縦に積み重ねた構造になってるのかと今回初めて知った。

で、18時の入場開始早々に中に入って座ってたんだけど、延々ロッキーのサントラが流れてる。あれ?そこでタメはなくて次のメロディに行くでしょ?と思ってたら、実は「クリード」のサントラだったようだ。
18時半から予告編が始まって、なんと10分ぐらい。しかも「クリード」の予告編まで流れるという、試写会の対象の予告編ってこれまで見たことないかも。
あ、映画泥棒はありませんでした。多分。予告で時々意識が飛んでたので、予告に混じってたら判らないかも。

で、本編。
ロッキーの続編という位置づけってのはあちこちで流れてるのでネタバレには含めたくないんだけど、何も知らずに見に行った人がいたとしてどこで気付くかってのはちょっと興味があるとこかな。

で、総論として燃えてボロ泣きでした。 #クリード激アツ

「ロッキー」はリアルタイムの世代なのだけど、劇場では多分見てなくて、テレビでやったのを見た程度。あまり思い入れはなくて、その後のシリーズもほとんど見てない状況。ただメインテーマの後ろの方に好きなメロディがあって、今回タメのあとにちゃんと出てきてうれしかったんだけど、その程度のファン。
なのにボロ泣き。涙腺ゆるいけどね。
この先のどこからネタバレか判らないのでちょっと空けます。あとは自己責任で。




クリード」って、ロッキーと戦ったチャンピオン、アポロのファミリーネームらしいのだけど、日本で見てた人のどの程度が知ってたのか。ロッキーも、ロッキー・バルモアってフルネームがガンガン出てきてるのに字幕ではほとんどロッキーだけだし。
でまあ、そのアポロに実は息子がいたということで、その息子がボクサーになりたくてロッキーの元へやってくる。そして、という当たりまでは宣伝でもオープンな範囲かな?
それがねぇ、全編なんかいいんですよ。そんなに思い入れないはずなんだけど、年取ってくたびれた感じのスタローンのロッキーがいい。そして若くて力の持って行き場に苦労してるアポロの息子。それがロッキーの元にやってくる。
ロッキーが、自分の息子の代わりにアポロの息子をコーチすることになるのだけど、いろいろある。
技術的には長回しがけっこうあって、試合のシーンをワンカットで取っちゃったり、そういう冒険的な映像も面白い。
でもまあ、クライマックスの試合のシーンでロッキーのテーマが出てくると、そりゃ燃えますよ。ついに来たーって感じで。
ラストシーンもすごく良かった。
おかげで土曜日以来スターウォーズのサントラが脳内自動再生モードだったのが、一気にロッキーのテーマに上書きされちゃったもんなぁ。
素晴らしかった。