買ったのがここ。
a-sue.hatenablog.com
映画が面白かったので買ったんだけど、読み始めてビックリ。
こんなに違うんだ。
大きな流れは似てるんだけど、ディテールが全然違う。
ところどころ、あ、ここは映画にあったわってシーンがある感じ。
映画で判らなかったところを知りたかったのだけど、そこは原作には全く登場しなかったのであった。
にもかかわらず、面白くて止められない。
特殊詐欺や銀行、賭場などの細かな描写を読んでいると大藪春彦を思い出したが、映画には出てきた拳銃とか一切出てこない。
なのに面白い。
とんでもない発想する奴とのかみ合ってない会話とか、それに対するツッコミが地の文で心の中の言葉として書いてあって、これは映像で表現するのは難しいから映画は見せ方を変えたのかなと思ったり。
初めて読んだ作家さんだけど、好きかも。
