a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

10/4~10/6 八甲田、十和田、奥入瀬渓流、白神山地へドライブ&散策の旅

1日目 10/4(水) 青森空港から青森県観光物産館アスパム、ねぶたの家ワ・ラッセ、八甲田ロープウェイ、十和田湖

JAL B737-800で羽田から青森空港
朝早めの時間で青森空港着が8時40分ごろ。いい天気。

ここはレンタカーターミナルというのがあって、各レンタカー会社がカウンターを並べて対応してる。
今回はJALパックのご指定で日産レンタカー。
待っていたのはマーチ。初年度登録平成31年3月で走行95767kmのまあまあ古めの車。
4WDなのは雪が降る地方のレンタカーの標準なのかな?以前知床に行ったときのVitsも4WDだったし。
a-sue.hatenablog.com
車検証にCVTと書いてあって、LDNRPと、Dにレバーの横のボタンでSPORTSポジションがつく。
SPORTSポジションをエンジンブレーキなどに使いながら、3日間の全行程の中には10%の山道とか東北道津軽道などがあったが全体としては特に不満もなく楽しく運転できた。

というわけで手続きを終えて出発したのが9時過ぎ。
いきなり駐車場の出口がわからなくて迷う。一応案内してる人がいるのに気づいたのが出口がないほうに行って戻ってから。
「出口ここ」って、真ん中かい。
空港を出るとこもカーナビの左だ右だを聞いてるだけだと間違えそうになったし、トラップがいっぱい。

最初はパックにチケット引換券がついてきた青森県観光物産館アスパム、ねぶたの家ワ・ラッセ
青森市街に出る道は速度標識がないので法定速度の60㎞/hか。制限があるとこでも50km/hが多くて、速度高め。
まあ、地元の車は普通 80km/h ぐらいで走ってるんだろうなぁといういい道も多かったが。

アスパムは飛行機から着陸前にも見えていた海のそばにある三角形の特徴ある建物。

www.aomori-kanko.or.jp
駐車場に駐めて、1階インフォメーションで2館共通券に替えてもらい、駐車券には1時間のサービス処理。

パノラマ映画が10時からで、ちょうどいい時間があるのでとりあえず展望台へ。
天気が良くてよく見える。
年に何度か津軽半島下北半島の間に北海道が見えることもあるとのことだったけど、今日は微妙だったかな。
ぐるっと一回り。

5分前ぐらいに2階のパノラマ映画へ。後半が3Dということで3Dメガネをもらって入る。
360°囲むスクリーンのまんなかに背もたれのない椅子があって、平日なのでポツポツと高齢者が座ってる状態。
前半は秋の青森。紅葉をとらえたドローンの空撮映像のようだったがふり返ると背後まで一続きの映像がきれい。
後半は3Dメガネをかけてねぶたの様子。すぐ目の前までねぶたがせまり、左右や背後にもいて没入感が凄かった。

外に出て展望台から見えていたワ・ラッセに歩く。
ベイブリッジの下の歩道を歩いて、入口が反対側なので駐車場の先から海側に出て回り込む。
www.nebuta.jp
中は全部ねぶた。
2023年に久しぶりに制限なしで開催された時に優秀賞を取ったねぶたなどが展示されていて、すぐそばでじっくり見ることが出来る。

少しして定刻になり囃子の実演と体験など。
かみさんが太鼓を叩いてご満悦。
踊りの体験はいいやってことで外に出る。

青函連絡船の八甲田丸がそばにいて、青森駅もすぐそこなので歩いてそっち方面。
青森駅を外から眺めて、八甲田丸に行く前にA-FACTORYでお茶。
jre-abc.com
コーヒーとアップルパイをいただく。アップルパイ、おいしかったです。

そのあとうらにまわって八甲田丸。
船の科学館青函連絡船があったころ中に入ったことがあるが、本物の線路は初めて。

中はまあいいかってことで、歩行者用の橋を渡ってアスパムの駐車場に戻る。

日産レンタカーで八甲田ロープウェーの割引券をもらってきたので次の目的地はそこ。ついでに展望台で知ったその近くの城ヶ倉大橋もセット。

八甲田ロープウェー山麓駅が13時過ぎ。
紅葉はまだまだらしい。

13時半出発で標高1,314mの山頂駅まで10分。
山頂駅屋上展望台から山麓駅方面を見るが地形的に山麓駅は見えない。

案内図を見ると田茂萢湿原までの最短コースが30分ぐらいとのことなので、軽く一回り。

熊が出るらしいので北海道で買った熊鈴持ってくれば良かったか。
田茂萢湿原周辺は黄色くなってた。

山頂駅に戻ってきて、売店をチェックすると熊鈴があったので購入。
14時半出発で下る。

山麓駅を出たのが14時45分ぐらい。
で、城ヶ倉大橋の駐車場に駐めたのが56分ぐらい。

せっかくなので歩いて中程まで往復。

もちろん紅葉はまだまだ。

今夜の宿は星野リゾート奥入瀬渓流ホテルなのだけど、明日は天気が崩れる予報なので今日のうちに十和田湖を見ておこうってことで、十和田湖をぐるっと回って奥入瀬渓流に入るコースをカーナビにセット。
道の駅虹の湖を通って十和田湖に出る道は箱根を思い出したりする楽しい山道ドライブ。
十和田湖に出て反時計回りにまわる周回コースは日光中禅寺湖を思い出したり。
運転してたから十和田湖の様子はあまり見ることが出来なかったが。
お茶できるようなところがあれば休憩しようと思ったけどみあたらず。
子ノ口から奥入瀬渓流に入ると時間的にもやや涼しくて、それまで全開してた窓を閉めたので渓流の音はあまり聞くことが出来なかった。
この辺の道路って、立木をよけて曲がってるんだなと思ったが、その理由を知ったのは翌日の奥入瀬渓流ネイチャーウォークの時。

というわけで、宿の星野リゾート奥入瀬渓流ホテルに着いたのが17時過ぎ。本日の走行距離126km。

初めての星野リゾートは、満足度高しだがアルコール類のお値段は高めだった。

2日目 10/5(木) 奥入瀬渓流ネイチャーウォークから十和田湖をかすめて鯵ヶ沢

朝から雨。
集合場所の石ヶ戸(いしげど)休憩所に着いたのが集合8時50分にちょっと早めの8時半頃。
駐車場に駐めた車の中でリュックに熊鈴を付けて、ワークマンで買ったリュックも一緒にカバーするレインウェアを着て、さらに傘を差して休憩所の建物へ。
待ってる間に雨が上がって青空が見えてきた。

昨日ショートメッセージで午後から雨の予報なので雨具の準備をと連絡をもらったのが女性名。それらしい人が来たので声をかけるとビンゴ。
ツアーなのでほかにも何人か居るのだろうと思ってたが、うちだけでスタート。
雨に濡れた森に日が差してきれい。

奥入瀬渓流では自然のものに手を付けることが出来ないそうで、休憩所からの階段も木をよけて作られていた。

奥入瀬渓流の成り立ちやU字渓谷であることなどの説明を聞きながら2.4km先の雲井の滝まで歩く。

石ヶ戸の由来。

木漏れ日が

奥入瀬渓流十和田湖から流れ出ているので、上流の十和田湖に向かって見た写真が使われてることが多いとのこと。

苔がきれい。

ガイドさんから借りたルーペを iPhone のカメラにくっつけて撮った苔の写真。

野鳥はカワガラスを見た。

しばらくしたら雨が降り出して、遊歩道が歩けなくて車道を歩いたり。

12時頃雲井の滝のバス停に着いてその奥の滝へ。

今日は水量が多いとのこと。水量が増えはしても止まることはないのが奥入瀬渓流の滝だそうで。

12:23にほとんど遅れずにJRバスが来て、石ヶ戸休憩所にもどる。

雨が降ったり日が差したり、素晴しい体験をありがとう。

石ゲ戸休憩所で味噌カレー牛乳ラーメンのお昼。

午後の予定はないので鯵ヶ沢の宿を目的地にする。
青森市内に戻るコースが出るので黒石を立ち寄り地点にセットすると十和田湖をかすめるコースが出た。
13時過ぎに出発して、星野リゾート方向にちょっと戻ったところから黒石への分岐。
これが広くていい道だったのだけど、他にほとんど車がいない。まあ、平日だからね。
十和田湖にぶつかるところで左が通行止め。

そういえばさっきガイドさんが言ってたっけ。昨日ここを通らないコースを選択したのは正解だったのか。
十和田湖を反時計回りにまわっていくと、展望台があるのだけど雨が本降りなので通過。
昨日来た道に出るところでたぬきのような生き物を見た。てんだったのかな。

あとは昨日来た道を戻って、途中から初めての道を黒石へ。黒石ICから東北道津軽道をへて鯵ヶ沢のホテルグランメール山海荘に着いたのが15時40分ぐらい。
津軽道では何度も途中のインターで下におろされたんだけど、後で考えるとカーナビが古いので工事があまり進んでない頃の情報だったりした?
本日の走行距離115km。
雨は上がってるが、風がめちゃくちゃ強い。

www.hotel-grandmer.com
チェックインしたら、ラウンジでウェルカムドリンクがありますと。
これが生ビールにハイボール、サワー、日本酒、ワイン、ソフトドリンクなどが無料で飲み放題。
宿泊料金に全部含まれてるとのこと。
部屋に行く前にラウンジで生ビール2杯飲んじゃった。
夕食時もアルコール類がすべて追加料金なしはお得感高し。
料理もおいしかったし。
まあ、JALパックの宿なので一泊いくら払ってるか知らないのだけど。
20時半からの津軽三味線のライブも良かった。

3日目 10/6(金) 白神山地弘前市りんご公園、弘前城をへて青森空港から帰る

5時過ぎに起きて温泉。
7時から朝食もビュッフェスタイルで、朝からのっけ丼とかあって朝食もおいしかった。
白神山地のガイドツアーでアクアグリーンビレッジANMON に9:50集合とのことなので8時20分頃出発。
雨が降ったりやんだり。途中からは結構な山道になって、40年ぐらい前に道志村を抜けて山中湖に至る道を何度か走ったけどあんな感じ。
結構狭い道だったのに、着いてみると大型バスが駐まってる。ここまでこれるのか。

白神山地もガイドさんとぼくらだけ。昨日もだったけど、ひょっとしてJALパックって凄く贅沢?
長靴を借りて10時頃スタート。
白神山地の成り立ちとかいろいろ説明を聞きながら歩く。
基本は里山だというのがちょっと意外。
そろそろ面倒になってきたので写真は適当。

熊がかじった跡だって。熊鈴付けてます。

センターハウスに戻ってきたのが12時10分頃。

実は30年前に白神山地世界遺産になった少し後に、昔の会社で白神山地を扱ったWindows版のマルチメディアCD-ROMタイトルを出したことがあって、何人かは白神山地を歩いてるんだけど、僕はメンバーに入ってなかったので今日やっと来られて、密かに感慨深いものがあったりして。
あの時いろいろ散策コースがあったと思うけどもう思い出せないな。

で、お昼を何か食べようかと思ったけどここは食事できるとこがなかったので出発。12時半頃。
戻ってきた時にいたバスが居なくなってるなと思ったら、途中で追い付いたので狭い道を走る様子を後ろからじっくり見てしまった。
この狭い道もだんだん橋でショートカットされてなくなるんだろうな。

13時頃道の駅津軽白神でお昼。
午後は弘前でりんごという漠然としたテーマだったが、とりあえず弘前市りんご公園を目指すことにする。
www.hirosaki-kanko.or.jp

普通の道を20分ほどで到着。
りんご公園の目の前に綺麗な新しい道があるのに右折して狭い道から駐車場に入ったんだけど、カーナビが古くて新しい道を知らなかったんだろうな。
途中は雨が降ったりしてたんだけど今はあがってる。

りんごの家で買い物などして、ふと見ると収穫体験の次の出発時間14時半で5分後。

申し込んで少し待つと集合がかかる。アジアの外国人が多かった。
収穫体験する森に歩く間に日が差してきたりして天気に恵まれてる。
で、収穫体験。こっちに来てから林檎の木は車からたくさん見てるけど、そばに立つとあらためて背が低い。

おしりまで赤くなってるのをねらってくださいねという係の人のアドバイスでターゲットを物色。
これはいいかなと思ってちょっと動かすと、葉っぱの陰になってたところが黄色かったりして、なかなか難しい。
ふたりで3個ずつ取って、他の人はまだ取ってたけど係の人が先に戻っていいですよと言うので出発点のりんごの家に戻る。
と、綺麗な虹が見えた。

重量を量って精算なんだけど、東京で買うりんごの価格を考えると凄く安いとかみさんが感激。

出発時点が15時頃。
レンタカーの返却期限が18時なので、空港までの時間を考えると余裕が2時間ほど。
せっかくなので弘前城へ。
15分ほどで弘前城のそばにある観光館の地下駐車場に入れる。

追手門口から入って、

この辺が花筏のとこかねぇとかいいながら天守閣をめざす。

お金を払って、意外に小さな天守閣に上って下りて。

青森空港に向かう途中の立ち寄り地点にガソリンスタンドをセットして出発したのが16時10分頃。
給油口の位置とオープンレバーを確認し忘れたのを思い出して途中のコンビニの広い駐車場に入ったりしたが、特に問題もなく給油。
この時点の走行距離が352kmで給油量が22.39L、3,941円。
平均燃費が15.7km/L、11.2円/km。
うーん、昔の数字がぱっと出てこないので評価できない。
と思ったが検索で出てきた。
a-sue.hatenablog.com
高いな。

途中から土砂降りになって、青森空港のレンタカーターミナルに駐めたのが17時前ぐらい。
本日の走行距離121km。総走行距離362km。
2泊3日にしては歩いてる時間が結構長かったので距離は伸びなかったな。

東京に帰る飛行機は20:40発なので、とりあえずチェックインを済ませ、軽くビールとおつまみ。
買い物を済ませて保安検査を通って出発ゲートのベンチに座ったのが18時半ぐらい。

kindleでコミックを読んだりしながら待つ。
したら出発まであと1時間ぐらいのところで到着便が45分遅れで出発したので、出発予定が40分遅くなるというアナウンス。

到着予定が22時だったので、それが40分遅れると羽田からの交通手段が微妙。
亀有行きのエアポートリムジンの最終が22:55発。到着から15分で乗れるか?
青砥からタクシーなら京急23時7分発があるから、泊まらなくても帰れそうではあるが。

出発が少し早くなって、乗り込むと行きと同じB737-800。
青森を離陸してしばらくすると下の明かりがよく見えて、荒れてたのは青森だけだったのか。
羽田が近づいてくるとなんとなくリムジンに間に合いそうな気がしてくる。

まあ、ここでの反省点はJAL WiFi が使える間にリムジンの乗り場を検索してなかったこと。
着陸してから第1ターミナルに戻ってくるのに結構時間がかかって、22時45分に下りてから走って、でも乗り場が何番かわからなくて、たまたまチケット売り場にたどりついて、亀有行きの乗り場もすぐそこの5番で、空席もあってチケットも買えて、

日付が変わった頃に無事帰宅。
久しぶりの自然あるきの旅行、楽しみました。