シアター6 14:30の回、ほぼ中央のH-10,11。
先週の『笑っていいとも増刊号』のテレホンショッキングに出演者の方々が出ていて、しばらく映画に行ってないし、かみさんものってきたので今日見に行った。
いや〜、期待以上におもしろかったですよ。
見る前はキャビン・アテンダントものだと思ってたので、「アテンションプリーズ」とかその他のテレビドラマの印象が強かった。また、実は乗り物が好きな割には飛行機の搭乗手続きってのが大嫌いなのだ。離陸のずいぶん前から時間を拘束されて、チェックインしてボディチェックがあって搭乗というあの流れがもうたまらなくいや。空港のピンポンパンピ〜ンという音も嫌い。
という、いささかマイナスのバイアスがかかった状態で見始めたのに、この映画はキャビン・アテンダントものじゃなかったですよ。
飛行機に関わるいろんな人たちの仕事の、マジメな部分とちょっと抜いてる部分を見せていて、「それって職業病」とつっこみながらついその先まで考えてしまうとことかが楽しい。
中盤以降、いざというときの働きぶりのすばらしさをきっちり見せてるのもいい。
それにしても、ほとんど実際の飛行機や空港で撮影してると言うことなのだけど、そのなかにCGがそんなにたくさん使われていたとは。帰宅してパンフを見てはじめて気づいたのことよ。
余計なセリフで説明しないとこもなかなかで、エンディングでさりげなく出てくる人たちがまたよい。パンフを見たら見落としてるのもあったけど。
最後に、ちょっと頼りなさそうに見えた機長候補のコパイが、自分が命預かってる乗客に対して「グッドラック」というような馬鹿者じゃないとこもよかった(笑)そんなこと言うパイロットって、あり得ないよね。
書き忘れ。最初は綾瀬はるかが出るってので意識した作品だったけど、上記の通り綾瀬なんかどうでもいいくらい、全部よかった。いや、綾瀬もすごくよかったんだけど。
