a_sue’s diary

a_sue の日記 はてなブログ版

『月刊 鉄道模型趣味(TMS) 2022 8 No.967』 機芸出版社

表紙を飾っているのはNゲージレイアウト明徳寺鉄道。
そして燦然と輝く75/150 アニバーサリー・チャレンジ発表!のアイコン。

TMS 75周年、鉄道開業150周年を記念したアニバーサリー・チャレンジの発表ですよ。
個々の賞については細かく書かないけど、どれもいずれ記事が載るのでしょう。
で、グランプリが「1949年 草軽鉄道 来た軽井沢駅界隈(蘇る記憶のために)」と題する 1/45ナローのジオラマ
その解説の中で、日本初のカラー映画「カルメン故郷に帰る」への言及があり、知ってる人は知ってる話だったのね、と知る。
a-sue.hatenablog.com

驚愕だったのは準グランプリの『鉄道模型趣味』データベース。
え、そういうのもありなの?
うちはここ数年のTMSについて、僕が気になった記事だけ感想を書いてるんだけど、ちゃんと作者やテーマ、技法まで登録してあって検索できるらしい。
材料と時間があれば僕だって出来るぞ。というのはやってない人間の負け惜しみなのだが。やりたかったよ。
現在手元には1981年5月号から全部と、親の家に置きっぱなしで1970年ぐらいから1981年4月号まで、それ以前も新橋駅前の古本市で手に入れたのが数十冊。
創刊号からと言われると足りないけどな。
手元にあるの全ページスキャンして全文検索ってどうですか?
いや、現物を壊さずにスキャンする手段をもたないからやらないけど。

アニバーサリー・チャレンジに関していえば、大きなゲージばかりだなってことかな。
唯一 TT9クラブのレイアウトが入ってるけど。
16番ですら少数派。そういう時代に突入してるのか?

私の「私とTMS」は、読者で記事掲載者の方々。
ああ、TMS購読歴だけなら僕だって。
ってか、高校生の頃定尺ベニア1枚分のレイアウトを設計してPECOのレールを買って路盤の切り出しまでやって頓挫したという過去もあるが、出来上がらなければ投稿のしようもないし。
最後にさらっと名取編集長。
そんなディープな過去が。

個人的に今回のハイライト記事は 10台のブロックで構成する分割式Nゲージレイアウト「明徳寺鉄道」建設の記録〈その1〉。
紹介文の中で「橋梁関係の土木技術者」という言葉があり、あれか?と思ったらあれだった。
紹介文のその後にNゲージマガジンNo.63と64に掲載とある。
ちゃんと書いてますよ。
a-sue.hatenablog.com
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すっかり忘れてたけど、その全貌が今明らかに!
残念ながらファインマニュアルは買ってないんだ。買ってれば良かったのに。
ってか、6畳間いっぱいに展開できて、天袋に収納可能な分割式レイアウトか。
プランはシンプルにR718の単線エンドレスだけ。そこに全部違う橋梁が架かってて、ディテールの作り込みが凄い。
設計から11年かけたという技術者らしい図面の数々とか。
機械系の図面は書いたことがあるが、土木系の図面ってのはまた違うんだろうなぁ。
来月号も楽しみ。

「湘南顔」に魅せられて… クモヤ93を作るという記事では、記事そのものは興味がないが、「クモヤ93の角度」という実物写真が「写真:星晃」。

模型のためのエッセンス第80回は、豪華客車とそのモデルで、なんとダージリンヒマラヤ鉄道の青い展望車。
DHRのイメージとのギャップにやられちゃう。

国鉄蒸機の地域形態(9)はだいぶ西に来て、切取りデフレクターの写真が。

Nゲージファインマニュアルも買っておけば良かったなーというのが今回。